2007/10/28 (Sun) 97-98年代のソフトその25

「95-96年代のソフトその５」で取り上げた
作品の続編。
97年11月にD.O.より発売された
虜２

前作と同じで、導入部分とエンディングを除けば
ほとんど調教シーンという正統派調教SLGです。
完成度も変わりないですね。
ただし、あまりにも違いがなさすぎて、何が違う
のかという人もいました。

主題となる「支配と服従」という点が薄くなった
気はしますがねｗ

物語は前作の主人公に調教された「平井美恵子」が、
主人に害なす可能性をもった少女を調教して欲しいと
本作の主人公に話を持ちかける事から始まります。

ゲーム舞台も前作と同じ別荘。期間も同様となる。
今作品に追加されたパラメーター非表示は、ゲームの
難易度を更に高めるモノで、気を抜けば即バッドエンド
直行でしたね。
こういったシステムは普通だったら、ゲームとして
面白味を減らす事になるのですが、システムとして
完成されているこの作品だからこそ更なる面白味を
出してくれました。

初回プレイ時に「綾乃」の被虐エンドを見る事が
出来たのに、その次から「綾乃」が帰って来ない
状況で煮詰まってしまいましたね。
しかも、「高階理香子」の姉「高階由紀子」を
出現させる方法が手紙を出させるというモノで、
どうすればいいのか、かなり悩みました。
ゲーム開始直後に散歩をさせてみると出てきましたよ。
ただ、服を着せたままだと逃げられるので、
緊縛や裸状態で暫く過ごさせましたね。

そういえば、シナリオ・原画担当をしていた
「広崎悠意」氏がD.O.社員として活動した
最後の作品でもありますね。