2007/11/12 (Mon) 97-98年代のソフトその37

Dos版から2年を経てWin95版として
elfより98年6月に発売された
下級生

Dos版を自分で購入していなかった事と
SS版でプレイした事とから購入に至った
この作品。

「下級生」というタイトルながら、主人公
「けんたろう」より年下が少なかったが、
「同級生」も同様な感じだった為、別段
タイトルに違和感を感じられなかった。
が、「同級生」をプレイせずに「下級生」
から始めた人にとっては、タイトルと
”違わないか？”と思うでしょうね。

原画には当時「セーラームーン」の
同人誌で名を売れ始めていた「門井亜矢」。
立ち絵とイベント絵が別人に見えるという
画力の無さを披露してた。（今の画力であれば、
そんな事は…）

「同級生」シリーズの継承作ともいえる
作品であるが、1年という長い期間を
プレイするのにあたって、けっこうストレス
を感じた事でしょう。
全キャラ同時進行はまず無理なので、数人に
絞り、残り4，5ヶ月で一人に絞るという攻略
方法を行わうのが効率がよい形になるだろう。

基本的にイベントに入るのが、固定されているが、
ただ一人「加納涼子」だけが、ランダム要素が
強すぎて、ほぼ運任せでした。

そういえば、この「加納涼子」について
「門井亜矢」は、某美少女戦士（ばればれだぁね）の
髪型を使ってデザインしたと自虐コメントを
語ってましたね。

あっ、ただ一人浮気厳禁というキャラがいましたわ。
「自称『南国のプリンセス』」の「ティナ」。
実際には異星のプリンセスで、「けんたろう」の
婚約者でもあったわけで…
「ティナ」シナリオに入らないと、彼女がとった
行動が意外とうざかったが、「ティナ」のシナリオ
を進める内に許容範囲になっていく訳ですからね。
まぁ、裏のメインヒロインという位置づけしょうがない
と言えば、しょうがないけどね…

裏と来たからには表も紹介。
表のメインヒロインは「結城瑞穂」。
『ときメモ』の「藤崎詩織」を思わせるデザインで、
「けんたろう」のクラスメイト。
メインヒロインが「同級生」ぢゃ、タイトル泣くって。
人物設定も王道を行く「学園のマドンナ的」存在。
王道すぎてなのかお気に入りのキャラ分類には
入らなかったです、ハイ。

お気に入りのキャラに入ったのは、
主人公と同年代キャラで言えば「加納涼子」。
寡黙でクール一徹。自分の絵の才能を認めてもらう
という夢をもった所がええ。
主人公の年下キャラで言えば「持田真歩子」。
人気ありすぎですよ、この人は。
プロ野球観戦に盛り上るシーンが特に…
主人公の年上キャラで言えば「緑谷麻紀」。
「真歩子」と正反対な性格であるが、
その性格も良かった。
「真歩子」との同時進行はホボ無理…
「麻紀」が一方的に「真歩子」を嫌ってるんだもん。

Dos版では攻略本無しで、なんとか「瑞穂」を
攻略出来たが、CGを全て埋める事が出来なかった
事もあり、SS版でも同様であった為、
Win95版では「原画集」を使って攻略を行ったよ。
めったに使わない攻略本を使って攻略した作品の
一つでもあった。
全CG見るの難しいって。。。。